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2021/02/06
相続人不存在で財産が国庫に、627億円
少子高齢化を反映して、相続人が不存在で相続財産が国庫に帰属した金額が昨年度は過去二番目の603億円だったと産経新聞が報じました。
過去最高は2018年度の627億円。
記事によると、相続財産が国庫に帰属されることを阻止する為、身内が遺言書を偽造するケースが増えているとのことです。
相続人捜しに半年以上
身寄りが無く、遺言書もないと、 相続財産管理人を家庭裁判所が選任(弁護士など)し、相続人捜しと債権者捜し、特別縁故者捜し(官報に掲載)を計3回行い、ようやく【 相続人不存在】が確定します。
そして、ようやく相続財産は国庫に移ります。
ご本人の意思で、お世話になった人や団体に遺言書を残すことで、遺贈することが出来ます。
寄付金は税制上、控除の対象です。
国境なき医師団への一般個人からの寄付102億円
国境なき医師団日本が2019年に一般個人から受けた寄付金額は前年比30%増加の102億4,478万円とのことです。
一般法人からの寄付も5億3,999万円ございました。
将来の医学のために、夢を託す支援も広がっています。
京都大学iPS細胞研究財団
https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/fund/index.html