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2021/01/05
注文を間違える料理店?
スタッフ発信ブログです。
政府広報や厚生労働省の「認知症施策推進大綱」(令和元年6月18日) ・「高齢者白書」にはこのように書かれています。
高齢者の4人の1人が認知症(含 予備軍)
我が国において 2012(平成 24)年で認知症の人の数は約 462 万人、軽度認知障害(MCI)の人の数は約 400 万人と推計され、合わせると 65 歳以上高齢者の約4人に1人が認知症の人、又はその予備軍とも言われていました。
最新の発表によると現在、全人口の 28.4%が 65歳以上の高齢者という割合です。
昨年の発表では 28.1%であったことから、1年で 0.3%増えたことになります。
平成 29年度高齢者白書によると、2025年には 5人に 1人、20%が認知症になるという推計もあります。
「認知症」とは
「認知症」とは老いにともなう病気の一つです。
さまざまな原因で脳の細胞が死ぬ、または働きが悪くなることによって、記憶・判断力の障害などが起こり、意識障害はないものの社会生活や対人関係に支障が出ている状態(およそ6か月以上継続)をいいます。
我が国では高齢化の進展とともに、認知症の人数も増加しています。
65歳以上の高齢者では平成 24年度の時点で、7人に1人程度とされています。
なお、認知症の前段階と考えられている MCI の人も加えると 4人に 1人の割合となりますが、MCIの方がすべて認知症になるわけではありません。
年をとればだれでも、思い出したいことがすぐに思い出せなかったり、新しいことを覚えるのが困難になったりしますが、「認知症」は、このような「加齢によるもの忘れ」とは違います。
判りやすい例えとして『昨晩のご飯、何を食べたか忘れた』のは物忘れで、『昨晩のご飯を食べてない』という場合は、認知症の可能性があります。
注文を まちがえる料理店
ホールで働く従業員が全員が認知症という料理店、みなさんご存じですか?
「注文を まちがえる 料理店」という変な名前の料理店です。
ホームページには
「ときどき注文をまちがえるかもしれないことを、どうかご承知ください。」
「そのかわり、どのメニューもここでしか味わえない、特別においしいものだけをそろえました」
「こっちもおいしそうだし、ま、いっか」
『そんなあなたの一言が聞けたら、そして そのおおらかな気分が、日本中に広がることを 心から願っています』 と。
心が熱くなる瞬間を感じて頂けると思います。
こういう雰囲気が広がることで、 誰もが将来なり得るかもしれない認知症の理解に繋がるのだと感じました。
動画をぜひ、ご覧ください。
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