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2021/04/28
紀州のドンファン殺人容疑で元妻を逮捕、相続欠格に!?
「紀州のドン・ファン」と呼ばれた会社社長の野崎幸助さん(当時 77歳)が和歌山県田辺市で 2018年 5月に自宅で急死した事件で、和歌山県警は 28日に元妻の須藤早貴 容疑者(25歳)を殺人と覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕したと発表しました。
和歌山県警は同容疑者の認否を明らかにしていません。
相続権と遺留分と遺言執行者と相続欠格
『全財産を田辺市にキフする』と記された遺言書の存在、和歌山家裁が「形式的要件を満たしている」と判断しました。
容疑が確定(実刑)すると相続欠格に該当し、元妻は相続人の地位を失います。
遺言書に基づく遺留分(法定相続割合の1/2)が無くなり、遺言書通り田辺市が全財産を受取ることになります。
一方、野崎さんの親族が遺言書の無効確認を求め和歌山地裁に遺言執行者の弁護士を訴えています。
遺言書が無効と判断されると、元妻が遺産の3/4、親族(兄弟姉妹)が残りを分け合うことになります。
遺言書が無効とされ、元妻が有罪となると、親族(兄弟姉妹)が遺産の各1/4ずつを受取る事になります。