NEWS

ニュース

ご予約・ご質問・お問い合わせ

06-6940-1155

06-6940-1155

  1. ブログ
  2. 「帳簿を見せず」30億円追徴

2019/12/26

「帳簿を見せず」30億円追徴

予告無しでの税務調査に腹が立ったのでしょうか、ある会社が 1年と4ヶ月に渡り帳簿を税務署に一切見せませんでした。すると・・・

 

その会社(遊技場経営)の当初消費税納付税額は3年度分で2億円でした。課税処分により税額はなんと29億円へと跳ね上がり、更に、過少申告加算税も課されました。

 

 

 

 

 

 

帳簿を見せないと・・・最高裁判決

「事業者が、帳簿等を整理し・・・税務職員による検査に当たって瞬時にこれを提示するような体制を整えて保存しなかった場合は・・・課税仕入れ等の税額については適用されないものというべきである・・・。」(平成16年12月20日  最高裁 判決)

 

この判決を基に「帳簿を見せなかった」という理由で仕入れ税額控除27億円を全額否認します。

 

東京地裁は、合理的理由がないにもかかわらず帳簿等の提示を拒み続けたのは「帳簿等を保存しない場合」に該当する、と3年間で27億円の仕入れ税額控除の否認を「追認」しました。(令和元年12月2日  東京地裁 判決)

 

 

 

判決文では・・・

事実認定の上、調査担当者による長期間にわたる帳簿等の提示の求めに対して、納税者側が「提示に応じ難いとする合理的理由はなかったにも拘わらず、帳簿等の提示を拒み続けたものと認めるほかない」と認定しました。

その上で、『税務職員による帳簿等の検査に当たって適時にこれを提示することが可能なように態勢を整えて保存していたということはできず、消費税法30条7項が定める「事業者が当該課税期間の課税仕入れ等の税額の控除に係る帳簿及び請求書等を保存しない場合」に当たる』と判断し、納税者側の請求を斥けました。

そもそも「税務調査の際に、仕入税額控除の否認の仕組みを教示すべきことを定める法令の規定はなく、その教示を欠く帳簿等の提示の求めが違法となる根拠はない」とも指摘。

さらに「調査の際に帳簿提示の求めに応じることは、申告納税を行う者の当然の義務であり、検査を拒んだ場合に被る税務上の不利益を告知されるか否かに拘わらず、事業者は検査に応じるべきことになる」と指摘し、納税者側の主張を斥けました。

 

 

「帳簿を見せなかった」という理由だけで重加算税を含め『30億円超を支払え!』

(2019年12月2日  税務通信)

 

ご質問・お問い合わせ・ご予約はこちら

   

まずはお気軽にご相談・ご質問・お問い合わせ下さい。
税金の申告・ご相談は資産税専門の弊社顧問税理士が
ご対応いたします。

Page Top

ご予約・ご質問・お問い合わせ

受付時間:9:00~18:00