NEWS

ニュース

ご予約・ご質問・お問い合わせ

06-6940-1155

06-6940-1155

  1. ブログ
  2. 新型抗がん剤、アメリカで承認

2019/12/24

新型抗がん剤、アメリカで承認

第一三共は23日、米食品医薬品局(FDA)から新型抗がん剤「エンハーツ(一般名トラスツズマブ・デルクステカン)」の新薬承認を取得したと発表しました。

エンハーツはFDAが画期的な新薬として優先承認審査の対象に指定しており、申請からわずか約2カ月での承認となりました。

 

 

 

第一三共の真鍋社長は「抗体薬物複合体(ADC)でトップを目指す」と強調した(17日、都内)

 

 

エンハーツは、バイオ医薬品と化学合成医薬品を組み合わせた「抗体薬物複合体(ADC)」と呼ばれる仕組みの新薬です。従来の薬よりも高い確率でがんを狙い撃ちできるため、治療効果も高いといいます。

 

 

 

ADC 技術 について(第一三共 HPより)

ADCとは Antibody Drug Conjugate(抗体薬物複合体)の略で、抗体にリンカーと呼ばれる部分を介して化学療法剤である薬物を結合したものです。強力な化学療法剤を
がん細胞を標的とする抗体に載せがん細胞へ運んでもらい、がんを効果的にたたくことを狙った薬剤です。

 

 

 

 

 

 

 

従来、がんの薬物療法の中心は化学療法剤でした。化学療法剤は、増殖の盛んな細胞に対して治療効果を示す低分子薬剤ですが、消化器や骨髄の細胞など、正常な細胞が分裂・増殖することで機能を維持する組織にも影響を及ぼすため、これが副作用となって現れます。

これに対し、分子標的薬は、がん細胞に高発現する遺伝子やタンパク質を標的とするため、正常細胞に及ぼす影響は低く、分子標的薬独自の副作用はあるものの、従来型の化学療法剤で見られるような副作用が比較的少ないのが特長です。(抗体医薬は代表的な分子標的薬です。)

このADCのアイディアは昔からありましたが、技術的なハードルなどもあり、開発が成功し承認された薬剤はまだ少ないのが現状です。

 

 

 

臨床試験では9割超の効果

これまでの臨床試験(治験)では、薬剤耐性ができて既存の抗がん剤が効かなくなった 乳がん患者の 6割で腫瘍が縮小しました。がん の増大が止まった患者も含めると 9割以上で効果を証明しました。

今回の適応となった乳がんのほか、胃がんや大腸がんなど幅広い適応を目指しており、43種類の開発計画があります。

エンハーツは第一三共が 15年 9月に米国で治験を始めた新型抗がん剤で、開発から 4年 3カ月で新薬承認を取得したことになります。

 

 

 

 

 

 

第一三共  ADC技術の6つの特徴

リンカーについては、(1)高い薬物抗体比(抗体1つに多くの薬物を結合)を実現し、がん細胞に多くの薬物を届けることができ、(2)血中での高い安定性を実現し、薬物が抗体から外れにくく、薬物をがん細胞に確実に届けることができ、また外れた薬物による正常細胞へ悪影響を少なくすることができ、(3)がん細胞内で多く発現する酵素で選択的に切断されます。

薬物については、(4)がん細胞を死滅させる作用が強いことはもとより、(5)がん細胞に取り込まれた薬物が周りのがん細胞にも作用するバイスタンダー効果※を持ち、(6)抗体から外れた後は血中から速やかに代謝されます(よって正常細胞への影響が少ない)。

 

※バイスター効果とは

がん細胞に取り込まれた薬物が周りのがん細胞にも作用する効果。がんは、抗原が発現しているがん細胞と、抗原が発現していないがん細胞が混在した状態にあるが、このバイスタンダー効果により標的となる抗原が発現していないがん細胞が多く混在した腫瘍に対する有効性も期待されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

1滴の血液から99%「がん」検出

アルツハイマーの進行を止める薬

血液1滴でアルツハイマーを診断

 

 

 

ご質問・お問い合わせ・ご予約はこちら

   

まずはお気軽にご相談・ご質問・お問い合わせ下さい。
税金の申告・ご相談は資産税専門の弊社顧問税理士が
ご対応いたします。

Page Top

ご予約・ご質問・お問い合わせ

受付時間:9:00~18:00