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2019/11/11

100歳 100人 を調査

青汁で有名なキューサイ株式会社が「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」で100歳以上の男女100名の食生活を調査しました。卵や豆腐などの「タンパク質」をしっかり摂取していることが判ったそうです。

 

 

フレイル対策には筋肉量、かむ力、社会とのつながりが大切!

日本では65歳以上の高齢者の人口は年々増加傾向にあり、総人口に占める割合は世界1位となっています。また、日本人の平均寿命は年々延びており、100歳を超える高齢者は過去最高の 71,238人との調査結果もあります。(*2)

一方で健康寿命との乖離が指摘されており、平均寿命が男性 81.25歳、女性 87.32歳(*3)であるのに対し、健康寿命は約 10年短いのが現状です。健康寿命の延伸を目標として活動するキューサイ株式会社の「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」において今回は、100歳の「食事」「運動」の実態から長寿の秘訣をひも解きました。本調査は【キューサイ】により行われました。

※フレイルとは、加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態。

 

 

 

調査結果まとめ

I.100歳100人の3日間の食事日誌

3日間の食事900食のうち約9割の食事で卵・豆腐などの「たんぱく質」をしっかりと摂取
元気な100歳以上の方に、3日間の朝食・昼食・夕食、計9食の食事内容を 「3日間の食事日誌」 として記録していただきました。その結果、3日間の食事900食のうち、たんぱく質をしっかりと摂取した食事は809食(約89.9%)と分かりました。【グラフ1】
特によく食べられていた食材は、「鶏・うずらなどの鳥の卵」が31.9%、「豆腐(厚揚げ等も含む)」 22.7%、「牛乳」が22.6%で、続いて「ハム、ソーセージ、ベーコンなど肉の加工品」が15.6%、「豚肉」・「タイ・タラ・カレイ・鮭/サーモン等の白身魚」が13.9%となり、動物性たんぱく質を含む食材が上位にあがっています。
また、1食でたんぱく質を多く含む食材が2品以上食されていることも調査から明らかになりました。

 

 

 

 

 

 

 

「誰かと一緒に食事を摂っている人」は8割超

元気な100歳以上の方に、食事の時は誰かと食卓を囲んでいるかを聞いたところ、「ほとんど誰かと一緒に食べている」が 70%、「時々1人で食べることもあるが、誰かと食べることが多い」が 11%となり、8割以上の方が誰かと一緒に食事を摂っており、家族や友人と会話をしながら食事を楽しまれているようです。

 

 

 

「自分の歯が残っている人」は約 3人に1人、前歯でお肉をかみ切れる人は約6割

元気な 100歳以上の方に、残っている歯の本数を聞いたところ、「3/4くらい残っている」が 6%、「半分くらい残っている」が 15%、「1/4くらい残っている」が 12%という結果となり、約 3人に 1人はご自分の歯が残っていることが分かりました。【グラフ2】

また、義歯も含めて58%の方が「食事の時に前歯でお肉をかみ切ることができる」、同じく 59%の方が「奥歯で固い食べ物をかみ砕くことができる」 と、『自力で食べ物をかむことができる』との回答があり、半数以上の方が自分で咀嚼して食事をとっていることも判明しました。

そして、以前から通っているかかりつけの歯医者があると答えた方は 49%と、ほぼ半数に及びました。口腔機能の低下は身体の衰えの一つともいわれ 、食事をするための「歯」も大切にされていることがうかがえました。

 

 

 

 

 

 

長寿の秘訣に「食」を挙げた人は 5割以上

元気な100歳以上の方に「長寿の秘訣」を聞いたところ、「腹八分目」、「好き嫌いなく何でも食べる」、「3食をきちんと食べる」など、55人の方か ら「食」についての回答がありました。中には「好きなものだけを食べる」「お肉料理が大好きでよく食べる」など、好きなものを食べることが秘訣 という回答もありました。

 

 

【長寿の秘訣に関するコメント】
・好き嫌いなく何でもよく食す。特に肉、魚、煮物、フルーツが大好き。(茨城県/100歳/女性)
・朝食はいつもパンを食べている。牛乳もかかさない。(茨城県/100歳/女性)
・自分の健康や食べ物に気をつかい、特に納豆を毎朝食べるように心がけている。(千葉県/100歳/男性)
・食事をきちんととり、バランス良く3日に1度はお肉を食べるように気をつけてきた。(佐賀県/100歳/女性)
・三度の食事は肉を主として食べる。好き嫌いがなく何でも食べる。(大阪府/100歳/女性)

 

 

II.100歳100人のフレイル事情

フレイルチェック「指輪っかテスト」(*4)は3人に1人がクリア
元気な100歳以上の方に、ご自分の筋肉量が測れる簡易型のフレイルチェック「指輪っかテスト」(両手の人差し指と親指で輪を作り、利き足でない 方のふくらはぎの1番太い部分を力を入れずに軽く囲む。 すき間ができるとフレイルの要因の一つであるサルコペニア(※)の可能性が高い)を試し てもらいました。その結果、ふくらはぎを「囲めない人」が 14%、「ちょうど囲める人」が24%と、3人に1人の方は筋肉量が多く、フレイルの危険度 が低いことが判明しました。【グラフ3】

 

 

 

※ サルコペニアとは、加齢や疾患により全身の筋肉量が減少することで、握力低下や歩行などの身体機能の低下が伴うもの(公益財団法人長寿科学振興財団「健康長寿ネット」)

 

 

 

元気な100歳は、世間の出来事に関心があり、若い人との会話を楽しんでいる

元気な100歳以上の方に、新聞などを読んでいるかを聞いたところ、55%が新聞などを読んでおり、世間の出来事に関心があるようです。同様に、若 い人に自分から話しかけることがあるかを聞いたところ、76%、約4人に3人は話しかけることがあり、「指輪っかテスト」でふくらはぎを「囲めない」人の中での比率は86%、「ちょうど囲める」人の中での比率は83%、「すき間ができる」人の中での比率は74%、「その他(テストが難しい)」人の中での比率は63%と、筋肉量が多い人ほど、比率が高いことが分かりました。【グラフ4】【グラフ5】
元気な100歳以上の方は、情報に接することを好み、周りの人とのコミュニケーションを楽しむなど、社会とのつながりを持っている姿が見られます。

 

 

 

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