NEWS

ニュース

ご予約・ご質問・お問い合わせ

06-6940-1155

06-6940-1155

  1. ブログ
  2. 法人後見の遺産受領、地裁が無効判決

2019/10/26

法人後見の遺産受領、地裁が無効判決

2019年10月25日付の神戸新聞に、2通の遺言書の有効性を争った訴訟についての記事が掲載されていました。

 

 

NPO法人が後見人

判断力の衰えた高齢者らの財産を守る成年後見制度を使って、神戸市長田区のNPO法人の支援を受けた60代男性の自宅所有権が男性の死後、支援した同法人に移されたことを巡り、男性のいとこ(さいたま市)が所有権を自らに移転するよう求めた訴訟の判決が24日、神戸地裁でありました。

 

 

 

神戸地方裁判所

 

 

 

 

自筆証書遺言は有効

2つの遺言書の有効性や男性の判断能力などが争点となり、齋藤聡裁判長は、いとこ に所有権があるとし、同法人に いとこ へ所有権の移転登記をするよう命じました。

判決によると、男性は2017年2月に病死。2016年11月(死亡の 3カ月前)に作成された男性の公正証書遺言書に基づき、男性の自宅と土地の所有権が同法人に移転されました。

一方、公正証書遺言書が作成された後、男性は「財産は埼玉の いとこ に遺贈したい」とする自筆の遺言書を残しており、いとこ が所有権の移転を求めて提訴し、同法人が反訴していました

 

判決は、男性が公正証書遺言が作成された後に書いた遺言書を『男性自らペンで書いた』と認定し『自筆遺言書は有効で、いとこ の名前の表記に誤りがあったが、いとこ が遺贈先』としました。

同法人が取得した男性の預金200万円も、 いとこ に返還するよう命じました。

同法人は「判決文を見て対応を検討する」としています。

 

 

 

遺言者の保管場所は・・・

真実は裁判官にも判りません。客観的事実に基づき、判断されます。

だからこそ、争う原因にならない遺言書が重要なのだと考えます。

公正証書遺言は公証役場が原則 20年間 原本を保管します。謄本は被相続人の手元にある筈です。

自筆証書遺言は自宅や貸金庫で大切に保管しますが、見つけてもらえるとは限りません。見つけてもらえたとしても、破棄される(犯罪です。民法891条により相続欠格となります。)と、被相続人の想いは伝わりません。

そこで、来年 7月10日から自筆証書遺言の法務局保管制度がスタートします。

公証役場や公証人を介することなく、証人2人に立ち合いをお願いすることもなく、自筆の遺言書を法務局にて預かってもらえます。

家庭裁判所で行う検認も不要で、保管の有無を調べると、相続人に遺言書の存在を知らせてもくれます。

 

 

 

来年7月からは、

① 自宅に自筆証書遺言が無いか

② 公証役場に公正証書遺言はないか

③ 法務局に自筆証書遺言が保管されていないか

最低でも 3ヶ所を調べる必要があります。

【紀州のドンファン】と呼ばれた方の相続では、知人という方が自筆証書遺言を預かっていました。

 

相続で揉めない為に、相続の専門家にしっかり相談して下さい。

遺言書の存在が明らかになるとき、それは相談が発生したときです。その時まで、遺言書のみならず被相続人の想いも しっかりと確認くれる人に相談して下さい。

転勤も退職もなく、5年後 10年後も頼れる人に。

 

 

カバン屋さんの相続争い

2通の遺言書

和歌山県田辺市が寄付財産を評価

 

 

 

 

ご質問・お問い合わせ・ご予約はこちら

   

まずはお気軽にご相談・ご質問・お問い合わせ下さい。
税金の申告・ご相談は資産税専門の弊社顧問税理士が
ご対応いたします。

Page Top

ご予約・ご質問・お問い合わせ

受付時間:9:00~18:00