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2019/10/11

音楽や読書が女性の認知症リスクを下げるって本当?

 

いつも興味深い医療や認知症に関する話題を掲載いている毎日新聞の【医療プレミア】の記事から、いままでもお伝えしています『読書の効能』についてです。

 

 

フレイルの期間が大切

最近、認知症に関して観察期間の長い論文が次々と発表されています。

認知症のように慢性的でゆっくり進行する病気の場合、認知症と診断される少し前(フレイル)でも認知機能が低下し、食事に気を使わなくなったり、活動性が低下したりする可能性が大きいので、短い観察期間ではその影響が強く出る心配があります。

 

例えば、料理が面倒なので外食やジャンクフードの回数が増えるとか、趣味の会やジムに行くのがおっくうになるため、まるで食事や運動不足が認知症の原因であるような結果が導かれる可能性があります。まさに卵が先か鶏が先かの議論です。

 

 

 

食事の質は認知症発症とは関連しない可能性

今年、比較的長期の観察を基にした認知症に関する論文が発表されたので紹介します。フランスのTasnime. N.Akbaraly氏らが、8000例以上を約25年間追跡した結果を報告しています(JAMA誌2019年3月12日号)。

 

なんと、基礎データを1980年代に収集し、90年代前半、90年代後半、00年代前半の3回食事内容を評価して、17年まで追跡調査をしたということですから、かなり気の長い研究です。

どの期間においても食事の質が悪いグループの認知症の発症率が高かったものの、さまざまな要因を加味した検討では、食事の質と認知症発症との関連性は認められなかったようです。

 

フィンランドのグループが19件の研究を解析して、運動不足は認知症発症にあまり関係がないのではないか、という報告をしています(BMJ誌2019年4月17日号)。

 

 

 

 

 

 

 

興味深いことに、認知症診断前の10年間の運動不足は、認知症の発症と関係していましたが、認知症発症の10年以上前の身体活動を評価すると、活動的な集団と運動不足の集団の間に認知症リスクの差はみられなかったといいます。

これらの結果は年齢や性別で検討しても同様だったようです。

 

 

 

精神的な活動レベルが認知症リスクを低減

スウェーデンのJenna Najar氏らは、中年期に精神的な活動レベルが高かった女性は、認知症を発症するリスクが低いと報告しています(「Neurology」2月20日オンライン版)。38~54歳(平均年齢47歳)の女性800人を対象に試験開始時の精神活動や身体活動のレベルを評価し、なんと68年から44年間追跡調査したという、これもまた気の長い研究です。

 

 

 

 

 

 

 

 

読書などの知的活動や軽い運動

精神的活動とは読書や音楽、絵を描くなどの知的活動や芸術的、宗教的な幅広い活動で、身体活動にはガーデニングなどの軽い運動から水泳などの強い運動まで含んでいます。

 

その結果、中年期の精神活動が高かった人の認知症リスクは活動が低い人より34%低く、アルツハイマー型認知症リスクは46%低かった。

一方、身体活動が高いと、低い人に比べて血管性認知症リスクは52%低く、混合型認知症リスクは56%低くなりました。

 

この報告によると身体的な活動も悪くはないようだが、なんといっても読書や音楽、絵を描くなどの知的活動が認知症の予防に大きく関係していることは間違いないようです。別の研究でも旅行や手芸、仕事などが認知症の予防に有効だと示されています。

残念ながらこの研究は女性を対象としたもので、男性に当てはまるかどうかわかりません。

 

 

2019年10月2日  毎日新聞  医療プレミア

 

 

 

 

 

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