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2019/09/09

相続開始後、相続人の 1人による財産使い込み

相続法改正で相続開始後に相続人の 1人が財産処分をした場合の不公平を救済できるようになりました。どういうことでしょう?

 

いままでの問題点

例  相続人 : 長男と次男です。(法定相続分 各 1/2)
遺 産  : 預金 2,000万円
特別受益 : 長男に生前贈与 2,000万円

相続発生後、長男が被相続人の預金 2,000万円のうち、1,000万円を引き出した場合、引き出した1,000万は遺産に含まれませんでした。

 

 

 

 

長男の取得分
(預金 2,000万+特別受益 2,000万)× 1/2=2,000万
  2,000万+1,000万=3,000万

次男の取得分
(預金 2,000万+特別受益 2,000万)× 1/2 = 2,000万
2,000万-長男の引き出した 1,000万= 1,000万

 

 

引き出した預貯金を遺産分割の対象に

これでは不公平ということで、相続法の改正です。

法律上規定を設け、処分された預貯金について遺産に組み戻すことについて処分者(長男)の同意を得ることなく、処分された預貯金を遺産分割の対象に含めることを可能としました。使い込んだ預貯金 1,000万を代償金として次男に支払うよう審判が下ることになりました。

よって、長男の不当な出金がなかった場合と同じ結果を実現出来るようになりました。

 

 

 

 

長男の取得分 0円(本来の取り分)
出金額 1,000万-代償金 1,000万
次男の取得分 2,000万(本来の取り分)
残余金 1,000万+代償金 1,000万

長男及び次男は、最終的な取得額が各 2,000万円となり、公平な遺産分割を実現することができます。

 

 

特別の寄与と同じ、請求出来る権利

相続人以外の親族が、被相続人の療養介護等を尽くしても、今までは法律で報われることはありませんでしたが、相続法改正により、相続人に対し金銭の支払いを請求出来ることになりました。

本日の話題 『相続開始後に相続人の 1人が財産を使い込んだ場合に使い込む前の財産で遺産分割出来る。』 ことになりました。

両方とも請求(要求)することが出来る権利で、必ず実現出来るという法律では無いということに注意が必要です。

 

 

改正後

 

 

専門家に相談し、進めないと新しい制度の実現は難しいのかもしれません。

でも、療養看護してくれた人に、生前に報いる方法はちゃんとあります。

想いを実現するために、早め早めのご相談をお勧め致します。

 

 

介護の苦労が報われます!?(相続法改正②)

 

 

 

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