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2019/09/08

被相続人と従兄弟の関係

先日、介護施設の方より 『子供さんのいない、施設利用者さんのことでご相談です。』 とのことでお話を伺いました。その施設の利用者さんに、配偶者も、子供も、親も、兄弟姉妹もいませんでした。

 

 

民法の定める相続人は

お亡くなりになった方の配偶者は常に相続人となります。

そして、第1順位が子供(または代襲相続人)、第2順位が父母(父母がいない場合は祖父母)、第3順位が兄弟姉妹(または代襲相続人)までが法定相続人として決まっています。

 

 

 

 

従兄弟が介護をしていたら

介護施設の方からのご相談は、余命宣告された方(本人)の身の回りのお世話をしている 『従兄弟(いとこ)さん』 のことでした。毎日、身の回りのお世話をして、時には自費で本人が必要なもののお買い物をしたり、施設との遣り取りもしているとのことでした。

上の図にあるように、従兄弟さんは相続人では無いのです。

では、従兄弟さんはどんな位置づけになるのでしょうか?

本人に療養看護に尽くしたのですから、寄与分が頂けるのでしょうか?

遺留分(相続人が最低限受け取れる権利)の請求が出来るのでしょうか?

法定相続人が居ないと、直ぐに国庫財産になるのでしょうか?

答えは 『NO』 ということになります。

 

 

家庭裁判所が相続人を捜索

相続人の存否が不明の場合に家庭裁判所により選任された相続財産管理人が被相続人(亡くなった方)の債務を支払うなどして清算を行った後,家庭裁判所の相続人を捜索するための公告で定められた期間内に相続人である権利を主張する者がなかった場合,家庭裁判所は,相当と認めるときは,被相続人と特別の縁故のあった者(特別縁故者)の請求によって,その者に,清算後残った相続財産の全部又は一部を与えることができます。と決まっています。

 

特別縁故者の申し立てを出来る人

  1. 被相続人と生計を同じくしていた者
  2. 被相続人の療養看護に努めた者
  3. その他被相続人と特別の縁故があった者

 

今回のご相談者の方は上記 2.の 「被相続人の療養看護に努めた者」に該当すると思われますので、ご自身で申し立てされるか、弁護士に依頼するかをお伝え致しました。

 

 

実務上、大変な作業が・・・

申し立てするには沢山の必要書類があり、個人で準備するのは大変な作業負担が伴います。

1.法定相続人が いないことが判る被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本など

2.財産に関する資料など

3.特別縁故者であることを証明する書類など

追加で書類の提出を求められることもあります。

 

 

特別縁故者として認められ財産分与を受けるには、相続財産管理人の選任を受けるための手続き、そして特別縁故者の財産分与の審判の申し立てが必要です。

大変なのは、申し立て時に予納金として、20万~100万円程度のお金も必要だということです。

 

 

ご自身で頑張るとのことですので、成り行きを見守りたいと思います。

 

 

 

家庭裁判所  【特別縁故者に対する相続財産分与】へのリンク

 

 

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