NEWS

ブログ

ご予約・ご質問・お問い合わせ

06-6940-1155

06-6940-1155

  1. ブログ
  2. 認知症の非薬物療法で『安心感』を

2019/09/07

認知症の非薬物療法で『安心感』を

 

認知症の人は国内に約500万人いると言われています。今後、高齢化が加速度的に進み、厚生労働省は2025年(令和 7年)に約 700万人、高齢者の 5人に 1人が認知症という推計を発表しています。

その症状を改善するのは、薬ばかりではありません。運動やレクリエーション、本人に 「安心感」 を得てもらうケアとしての 「非薬物療法」 に注目が集まっているそうです。朝日新聞の記事を一部見てみましょう。

2019/9/4  朝日新聞 DIGITAL

 

 

入院 1週間で攻撃的な態度が減少

アルツハイマー認知症と診断された群馬県みなかみ町の男性(当時82)は、自宅で治療を受けていました。怒りっぽくなり、2017年春には、妻にも手を上げるなどしたため、認知症疾患医療センターがある同県沼田市の内田病院に入院することになったといいます。

病院は、本人の心地よさを基本に、仕事や趣味などの生活歴も細かく分析して行うケアを長年実施。14年からは、なんと外部にも手法を公開しているのです。

車いすに座る男性に、スタッフが目線を合わせ、肩に手をあて横から話しかけると穏やかに応えたため、事務職員含めて全スタッフで情報を共有し、接し方も統一しています。

入院して1週間もすると、攻撃的な態度が少なくなった。その頃にした質問への答えから、温泉やビールが好きだとわかり、足湯をしたり家族にノンアルコールビールを買ってきてもらったりしました。暴言など行動・心理症状の重症度や介護負担度を示すNPI―Qの点数は、重症度は1週間で10から3に、介護負担度は21から2へと大幅に改善しました。

男性は2019年8月に無くなりました。長男(50)は、「もう笑顔の父に会えるとは思っていなかったが、穏やかだった時の表情に戻っていた。一人ひとりを大切にしてくれ、父は心地良さそうだった。本当によかったと思う」 と話しました。

ここでは患者は、昼は外出着に着替え、理学療法士らの補助のもとテーブルを拭くのを手伝ったり、院内の畑まで歩いていって野菜を収穫したりするなどの運動療法も組み合わせてケアを受けます。17年5~12月に、行動・心理症状の軽減目的で入院した認知症の男女25人(平均年齢81歳)のNPI―Qは入院1週間で有意に改善しました。

 

 

体操やレクリエーションで生活の質を向上

「非薬物療法」には、進行を抑え、生活の質を維持する効果が期待されています。

日本神経学会は17年、認知症の治療指針を7年ぶりに改定。非薬物療法について、以前の指針は 「価値は否定できない」 としていました。改定後は 「認知機能の改善と生活の質向上を目的として薬物療法と非薬物療法を組み合わせて治療を行う」 としました。暴言や不安、妄想に対しては、薬物療法より優先することを原則として示しています。

 

 

厚労省 認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)より

 

 

新オレンジプランでは 「共生」 に重点

政府が15年に作った「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」は、認知症の人の意思を尊重し、住み慣れた地域で自分らしく暮らせる社会の実現である 「共生」 に重点を置いています。柱の一つに、非薬物療法を含むリハビリテーションモデルなどの研究開発推進を掲げています。

薬物療法には体操や筋トレなどの運動、カルタや七夕飾りづくりなどのレクリエーションも含まれます。本人に合わせて様々な手法を組み合わせ、過去の記憶を思い出したり、季節感を取り戻したり、意欲を高めたりすることを狙います。

先駆的な施設では、個人の経歴をふまえて心地よく感じる話し方をスタッフ全員で共有します。安心できる場所だと感じると、行動・心理症状も落ち着いていくということです。

 

 

介護者が自分らしく生活できる対策を

介護をする家族らへのケアも重要です。自分の生活を犠牲にすることが多い介護者は、うつ病になる割合が高く、調査によって差がありますが、高いものでは 5割というものもあります。政府が15年に策定した認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)でも、介護者支援を柱の一つに掲げています。

国立長寿医療研究センターの大沢さんは 「環境の改善により、行動・心理症状の悪化を防ぐことができます。本人だけでなく、周りの家族らにも同時に働きかけることが重要です。」 と語ります。

 

認知症の正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人や その家族に対して出来る範囲で手助けをする 「認知症サポーター」 、私も受講しましたが認知症について大変勉強になり、理解が深まります。

ご興味ある方は、お住まいや職場の自治体に問い合わせてみて下さい。

 

自治体事務局連絡先

↑  をクリックして頂くと、自治体の窓口連絡先に移動します。

 

 

認知症事故に自治体が保険制度

難聴は認知症最大のリスク!?

あしゆびプロジェクトに学ぶ

 

 

ご質問・お問い合わせ・ご予約はこちら

   

まずはお気軽にご相談・ご質問・お問い合わせ下さい。
税金の申告・ご相談は資産税専門の弊社顧問税理士が
ご対応いたします。

Page Top

ご予約・ご質問・お問い合わせ

受付時間:9:00~18:00