NEWS

ブログ

ご予約・ご質問・お問い合わせ

06-6940-1155

06-6940-1155

  1. ブログ
  2. 難聴は認知症最大のリスク!?

2019/05/20

難聴は認知症最大のリスク!?

2017 年7月、国際アルツハイマー病会議(AAIC)において、ランセット国際委員会が「認知症の症例の約35%は潜在的に修正可能な9つの危険因子に起因する」と発表しました。

「難聴」は「高血圧」「肥満」「糖尿病」などとともに9つの危険因子の一つに挙げられましたが、その際「予防できる要因の中で、難聴は認知症の最も大きな危険因子である」という指摘がなされたのです。ただし先天性難聴や一側性難聴はこの限りではありません。

 

 

難聴による情報量の低下が影響?

近年の国内外の研究によって、難聴のために、音の刺激や脳に伝えられる情報量が少ない状態にさらされてしまうと、脳の萎縮や、神経細胞の弱まりが進み、それが認知症の発症に大きく影響することが明らかになってきました。

また、難聴のためにコミュニケーションがうまくいかなくなると、人との会話をつい避けるようになってしまいます。そうすると、次第に抑うつ状態に陥ったり、社会的に孤立してしまう危険もあります。実はそれらもまた、認知症の危険因子として考えられています。だから、「難聴が最も大きな危険因子」だと言われているのです。

 

 

「よい聞こえ」が認知症予防につながる!

ただ、この事実は、難聴に対処することで認知症が積極的に予防できることも意味しています。
つまり、補聴器をつけるなどして難聴に正しく対処し、適切な「聞こえ」を維持して脳を活性化し、さらに家族や友人とのコミュニケーションを楽しんでいれば、認知症を予防したり、発症を遅らせる可能性が高いというわけです。
聴力の低下を感じたら、決して放置せず、なるべく早く対処しましょう。補聴器をつけることに抵抗を感じる人がいるかもしれませんが、「よい聞こえ」を取り戻すことは、QOL(Quality of life=生活の質)を高めるだけでなく、認知症を予防することにもつながります。

補聴器とは、いつまでも若々しく健康的でいるためのいわばアンチエイジングツールなのです。

 

 

ランセット委員会リポート(抜粋)

ランセット認知症予防、介入、ケアに関する国際委員会は2017年7月20日、ロンドンの2017年アルツハイマー病協会国際会議(AAIC 2017)に提出したリポートで、グローバルな認知症症例の3分の1以上が、個人のリスクに影響を与える生活習慣要因に対処することで予防できる可能性があると報告した。これらの潜在的に修正可能なリスク要因は、老後だけでなく、人生の多岐にわたる段階で確認されている。

 

 

 

認知症の3分の1は予防可能

予防に焦点:ランセット委員会は集団レベルでの認知症の全発生率に対する各リスク因子の寄与を推定した。現在までのエビデンスによれば、認知症の全症例の約35%が、潜在的に修正(予防)可能な9つの危険因子に起因することが示されている。リスク要因の多くは、特定のライフステージで発生するが、喫煙や高血圧などの一部の要因は、すべてのライフステージで違いを生む可能性がある。9つの修正可能なリスク要因は以下の通り:
*若年期-最高15歳までの教育
*中年期-高血圧; 肥満; 難聴
*老年期-うつ病; 糖尿病; 物理的な不活動; 喫煙; 社会的接触が少ない

難聴の潜在的な危険因子としての認識はまだまだ新しいものであり、研究の初期段階である。

 

 

予防の十分な潜在的可能性あり

委員会リポートの共同著者で南カリフォルニア大学のロン・シュナイダー医学博士は「全体的に予防の十分な潜在的可能性があり、認知症を発症して高品質なケアにアクセスしやすくするには、医療サービスが行き届いていない人口を重視することだ。効果的な認知症予防とケアは、社会の未来を変え、認知症とその家族の生と死を大幅に改善する可能性がある。われわれがすでに知っていることに基づく行動により、このような状況改善が起こる可能性がある」と語りました。

 

2017/7/20  共同通信

 

 

ご高齢の方々と接していて、一般的に言う 『耳が遠い』 という状況に遭遇します。

耳が遠いと、一生懸命相手の言葉を理解しようと口元や表情を見たり、それまでの話題から想像してお話しになります。

しかし、全く違う話をされだすと専門家は 『認知症ですね』 と烙印を押します。耳が遠いだけなのに、というケースは多々あります。耳元で話し掛けるとキチンと会話が成り立つこと(人)はよくあります。ランセット委員会リポートには「難聴の潜在的な危険因子としての認識はまだまだ新しいものであり、研究の初期段階である。」と書かれています。難聴が危険因子だとしても難聴=認知症という先入観が広がらないことを願います。

 

認知症薬で性格が激変

 

口座の凍結 仮払制度創設

 

後見制度の親族選任

 

 

ご質問・お問い合わせ・ご予約はこちら

   

まずはお気軽にご相談・ご質問・お問い合わせ下さい。
税金の申告・ご相談は資産税専門の弊社顧問税理士が
ご対応いたします。

Page Top

ご予約・ご質問・お問い合わせ

受付時間:9:00~18:00